2012年、東京の車道で、生後4週間ほどの小さな子猫が保護されました。
その子が、わが家の猫「ちゃいくん」です。
今ではすっかりシニア猫。よく眠り、何か用事があると私を前足でトントンとたたきます。そんなちゃいくんにも、手のひらに収まりそうなほど小さかった時期がありました。
この記事では、ちゃいくんとの出会いと、ミルクから育てた頃のことを振り返ります。
ちゃいくんは、東京の車道で見つかりました
ちゃいくんを見つけたのは、私の親戚です。
東京の車道にいたところを保護されました。当時はまだ、生後4週間ほど。自分の力だけで安全に暮らしていけるような大きさではありませんでした。
こうして、ちゃいくんはわが家にやってきました。
突然始まった子猫との暮らし。当時の私は、まだ若手の会社員でした。うれしい気持ちと同時に、「仕事をしながら、この小さな命をちゃんと育てられるだろうか」という緊張もありました。
3時間おきのミルクで育てた子猫時代
まだ小さかったちゃいくんには、私が3時間おきにミルクをあげました。
昼も夜も関係なくお世話が必要な時期です。大変ではありましたが、ミルクを飲み、少しずつ育っていく姿を間近で見られた時間でもありました。
毎日の小さな変化がうれしくて、「今日も無事に飲んでくれた」とほっとする。今振り返ると、ちゃいくんとの信頼関係は、この頃からゆっくり育っていったのかもしれません。
先住猫のミケちゃんが教えてくれたこと
当時わが家には、先住猫の「ミケちゃん」がいました。里親募集を通じて迎えた、立ち耳のスコティッシュです。
人の手でミルクから育ったちゃいくんに、猫同士の距離感や過ごし方を教えてくれたのは、ミケちゃんでした。
たとえば、噛む力の加減です。子猫のちゃいくんに、ミケちゃんが猫同士のやり取りを通して「甘噛み」を教えてくれました。
人がお世話をするだけでは伝えきれないことを、先住猫が自然に教えてくれる。ふたりの姿を見ながら、猫同士の関係から学ぶこともたくさんありました。
「ちゃいくん」という名前の由来
ちゃいくんの名前は、茶色い毛と、私が好きなチャイティーから付けました。
呼びやすく、やわらかな響きも、この子によく似合っています。
小さな頃から人見知りをせず、年齢を重ねた今は、伝えたいことがあると前足でトントン。眠る時間は増えましたが、自分の気持ちはしっかり伝えてくれます。
ちゃいくんとの暮らしを、ゆっくり記録します
子猫だったちゃいくんも、今はシニア世代です。
年齢とともに、遊び方や眠る場所、体調への気づかいも少しずつ変わってきました。便秘に悩んだこと、フードを見直したこと、寝たままでも楽しめるようにじゃらしで遊ぶこと。特別ではない毎日の中に、猫と心地よく暮らすための小さな工夫があります。
「ねこと、ゆっくり」では、ちゃいくんとの暮らしで気づいたことや、実際に試したものを、急がず少しずつ記録していきます。
今日より少し、猫との暮らしが心地よくなるヒントを見つけてもらえたらうれしいです。

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